「21 世紀出生児縦断調査」の結果を公表 文科省

文部科学省は10月13日、2022年に実施した「21 世紀出生児縦断調査(平成13 年出生児)」の調査結果を取りまとめ、その結果を公表した。 

同調査は、2001年(平成13年)に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察することにより、教育に関する国の諸施策を検討・立案するための基礎資料を得るため、厚労省が実施していた調査を文科省が第16 回(平成29 年)から引き継ぎいだもの。同一客体を対象に学校教育から就業に至るまでを毎年調査することにより、出生時からの縦断データを整備することを目的としている。

調査結果によると、「読書週間」について、1か月の間に読んだ書籍の数は紙の書籍(本)、紙の書籍(雑誌・マンガ)、電子書籍(本)、電子書籍(雑誌・マンガ)のいずれも、0冊と回答した者の割合が半数以上となった。また、4冊以上と回答した者の割合は紙の書籍(本)で5.8%、紙の書籍(雑誌・マンガ)で18.6%、電子書籍(本)で6.1%、電子書籍(雑誌・マンガ)で21.3%となった。 第10 回調査と比較すると、本、雑誌・マンガとも0冊と回答した者の割合が大幅に増加し、4冊以上と回答した者の割合が減少している。

調査結果の詳細はURLから確認できる。
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa08/21seiki/kekka/mext_00003.html

231016news1

画像は「21 世紀出生児縦断調査(平成13 年出生児)」(文部科学省)から。