1人1台端末、Chromebookが4割超で最多 民間調査

SaaSの開発・提供を手掛けるキングソフト株式会社は6月18日、「教育現場のPC・タブレット導入に関する実態調査」の結果を発表した。調査は今年4月、1人1台端末を実現済みの公立学校の教員を対象に実施。101名から回答を得た。

勤務先の学校で、児童生徒向けに導入されている端末の種類について尋ねたところ(複数回答可)、「Chromebook」(41.6%)、「iPad」(34.7%)、「Windows PC」(28.7%)がトップ3となった(画像参照)。

端末の種類について「Chromebook」、「Windows PC」、「iPad」と回答した人それぞれに、児童生徒が使用しているグループウェアについて尋ねたところ、いずれにおいても「Google Workspace」、「Microsoft 365」、「Zoom for Education」がトップ3となった。「Windows PC」では「Microsoft 365」が1位、「Google Workspace」が2位だった。

「あなたは、生徒の将来を見据えた時に、オフィスソフトの操作を学習しておくことが重要だと思いますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」が30.7%、「ややそう思う」が56.4%。一方、「あまりそう思わない」は5.9%、「全くそう思わない」は2.0%。を大幅に上回った。

「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人にその理由について尋ねると(複数回答可)、「将来的に多くの職場でオフィスソフトのスキルが必要とされるから」が78.4%で最多となった。「社会に出たときに即戦力となるための準備になるから」(48.9%)、「表計算ソフトの利用などを通じ情報処理やデータ分析/活用の能力が養われるから」(44.3%)と続いた。

結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000268.000013957.html

キングソフト プレスリリースより