東大と東京藝大、 包括連携協定を締結 アートと異分野およびビジネスの融合によりイノベーションを創出
東京大学と東京藝術大学は5月8日、包括連携協定を締結した。
東京藝大は2023年、他大学との連携等を通じた研究力向上の取組みを支援する、国の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」(J-PEAKS)に採択。その参画大学のひとつである東大と、今回、連携協定を締結した。
東京藝大の上野キャンパス内に2023年4月にオープンした共創施設「芸術未来研究場」を拠点に、人材の相互交流やリソースの共有、産業界とのネットワークの接続や、スタートアップの共同支援などを行う。これにより、アートを科学技術などの異分野やビジネスとつなぎ、イノベーション創出と地域課題解決を図る。
加えて、東大が進める浅野キャンパスの再開発や、デザイン系の新学部「UTokyo College of Design」設置構想に、東京藝大が協力する。
教育・研究・社会貢献のすべての分野において、両大学の特徴を活かした連携を進めていきたいとしている。