佐世保高専、地域の素材を生かした商品開発に向けクラファンを開始

独立行政法人国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市、校長:中島 寛)は、同校の学生が、長崎の魅力より多くの人に知ってもらうことを目指し、地元企業協力のもと長崎県の素材を組み合わせた商品開発を行うための寄附型クラウドファンディングを開始したと発表した。

この取組は、佐世保高専物質工学科の学生有志でつくる商品開発プロジェクト「長崎つなぐっど。」。

長崎の素材同士をつなぎ(組み合わせる)、さらに良いもの(good)を作り出すという想いがプロジェクト名の由来で、これまでに8度以上の糖度をもつ大島トマトと平戸のミルクを掛け合わせ「トマトジェラート」、生産量のうち30%以上を長崎県産が占める「びわ」と、びわの葉を使ったびわ茶、米粉を利用した「びわ茶シフォンケーキ」を地元事業者と協力し開発してきた。

第三弾となる今回、商品開発に取り組んでいるのは家庭用食器として全国的に普及している「波佐見焼」と、「長崎のお茶」を組み合わせたもの。

波佐見焼と長崎のお茶をつくる地元事業者に協力を呼びかけ、賛同企業とともに商品企画・開発を行う予定で、現在、協力してくれる地元事業者を募っている。

クラウドファンディングの目標金額は3,000,000円で、商品開発にかかる活動費(試作品作成費・商品作成費・広報活動費など)として活用される。

クラウドファンディングは2022年12月12日~2023年3月1日の期間、「キャンプファイヤー」で受け付ける。

22.12.15news3

商品化第一弾のトマトジェラート(独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリースより)