「地域オープンイノベーション拠点」として9拠点を選抜 経済産業省

経済産業省は4月10日、「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」の第1回選考結果を発表し、9拠点を選抜したと発表した。

「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」とは、大学等を中心とした地域オープンイノベーション拠点の中で、企業ネットワークのハブとして活躍しているものを経済産業省が評価・選抜することで、信用力を高めるとともに支援を集中させ、トップ層の引き上げや拠点間の協力と競争を促す制度。

拠点には「国際展開型」と「地域貢献型」の2つのタイプがあり、国際展開型は「海外・国内グローバル企業との産学官連携活動を積極的に行い、今後のさらなる海外展開を目指している拠点」、地域貢献型は「地域の課題解決や地域経済の振興等を目指し、地域の企業や地方公共団体との産学官連携活動を積極的に行っている拠点」のことを指す。

今回選ばれたのは、以下の9拠点。今後、これらの拠点と対話しながらオーダーメイドの支援を展開することで、それぞれの拠点によるイノベーションの創出に向けて、共に挑戦していくとしている。 

<国際展開型>

東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター
山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター
金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター
京都大学 バイオナノマテリアル共同研究拠点
大阪大学 フレキシブル3D実装協働研究所
大阪大学 大阪大学核物理研究センター

<地域貢献型>

福井大学 産学官連携本部
京都先端科学大学 京都先端科学大学
徳島大学 バイオイノベーション研究所

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9拠点の一つ、金沢工業大学の革新複合材料研究開発センター