外国人材を戦力化、化学反応が起きる組織に インバウンド拡大を支える
外国人材を積極的に登用し、インバウンド事業などを展開。経済産業省の「高度外国人材活躍企業50社」にも選ばれたグローリーハイグレイス。外国籍チームを率いる相京恵社長は、外国人材について「地域の中小企業でも優秀な人材を雇えるチャンスは広がっている」と語る。
外国人を積極的に登用、化学反応が起きる組織づくり
相京 恵
高崎市で本格イタリアンレストランを運営するグローリーハイグレイスは2016年にSpectrum(スペクトラム)事業部を立ち上げ、日本語にも堪能な高度外国人材を擁する会社として、様々なビジネスを展開している。
社長の相京恵氏が外国人材に着目したきっかけは、レストランに遊びに来る外国籍の若者たちと交流する中で「群馬で働きたくでも職がない」という声を聞いたことだった。
「彼らの多くが日本語能力試験で最も難しい『N1』を取得し、優秀な大学も卒業していて能力が高いのに、活躍の場がないのは大きな損失だと考えました。また、日本の若者が外国人材と交流し、化学反応が起きる場所を…
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