大阪・関西万博への来訪に前向きな子育て世帯は3割未満 関東では2割未満
アクトインディ株式会社は4月11日、子育て世帯を対象に行った、大阪・関西万博への来訪意向に関する調査の結果を発表した。
調査は3月から4月にかけて、同社が運営する子どもの遊び場情報サイト「いこーよ」の会員を対象に実施。435名から回答を得た。
家族で大阪・関西万博に行く予定はあるか尋ねたところ、「ある」は13.3%。「検討中」(12.2%)と合わせても、「ない」(59.1%)を下回った。
とはいえ、関西在住者では「ある」は31.8%。「ない」(29.9%)を上回った。「検討中」(22.4%)も合わせると、来訪に前向きな人が半数を超えた。
一方、関東在住者では「ある」はわずか9.4%。「検討中」(7.1%)と合わせても、「ない」(67.9%)を大幅に下回った。
来訪に前向きな人に、その理由について尋ねたところ、トップは「子供に貴重な体験をさせたいから」。「家族の思い出作りのため」、「世界各国の展示や最新技術を家族で見たいから」と続いた。
一方、「子供自身が行きたがっているから」は5位となり、子どもよりも親が来訪を望んでいるケースが多いことが伺われた。
来訪予定はないと回答した人に、その理由について尋ねたところ、トップは関西在住者では「会場の混雑や待ち時間が心配なため」、関東在住者では「費用がかかりすぎるため(旅費・入場料など)」となった。
2位は関東在住者では「大阪までの距離が遠く移動が大変なため」となり、遠隔地の子育て世帯には、費用と距離の壁が大きいことが伺われた。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000525.000026954.html