「WORK DESIGN AWARD」受賞企業を発表 SmartHR

株式会社SmartHR(本社:東京都港区)が運営する「働くの実験室(仮)」は、2021年より続く『WORK DESIGN AWARD 2023』の受賞者を、「勤労感謝の日」の11月23日に発表した。同アワードは「働き方」や「働きやすさ」について考えるきっかけづくりを目的としており、2023年6月22日~2023年8月3日の募集期間中にエントリーされた106件の取り組みの中から、「ACTION」「PRODUCT」「PERSON」の部門賞を審査員が選出。1万人のビジネスパーソンによる投票により、もっとも優れた取り組みを各部門賞から1点ずつ、グランプリに決定した。

グランプリは、「ACTION」部門賞がワンぽてぃと(ひきこもりや不登校をサポートする新たな働き方の実現)、「PRODUCT」部門賞がVALT JAPAN株式会社(就労困難者特化型BPOプラットフォーム「NEXT HERO」)、「PERSON」部門賞がぼる塾(柔軟で持続的な働き方を4人で考え実践)に決定した。

ACTION部門グランプリのワンぽてぃとは、ひきこもりや不登校をサポートする新たな働き方の実現が評価された。ひきこもりや不登校の人たちが、社会復帰を目指すための第一歩となる働き方がないことに着目。当事者の人たちは、長時間働くことや毎日会社に出勤することは難しく、人との交流や社会との繋がりを徐々に持てるようにする必要があった。

そこでワンぽてぃとは、理解ある人たちと訓練でき、安心して働きながら自信をつけられる仕事場を提供した。具体的には、15分から働くことができ、時給も発生する「超フレックスタイム制」を実施し、当事者の状況に合わせて働くことを可能とした。初めはキッチンで声も出せなかった人が、料理を運べるくらいに成長していく姿が何度も目にされ、実際に就職に結びついた人も多数いるという。

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SmartHR・プレスリリースより