龍谷大、2027年春に新学部「環境サステナビリティ学部」および「情報学部」を設置予定
龍谷大学は3月31日、新学部「環境サステナビリティ学部」および「情報学部」(いずれも仮称)を2027年4月に設置することを発表した。
環境サステナビリティ学部は、既存の先端理工学部の「環境科学課程」を発展させたもの。「環境サステナビリティ学科」の1学科を置き、環境工学や生態学の知見と、経済学や経営学の知識を併せ持ち、持続可能な社会の構築に貢献できる人材を、文理の枠を超えて育成する。
「地域デザインプログラム」、「ネイチャーポジティブ経営プログラム」、「生物多様性回復プログラム」、「資源循環利用プログラム」、「持続的水資源管理プログラム」の5つの「専門教育プログラム」を設け、専門的な学びを提供する。PBL型の「クエスト科目群」も設置。リアルな現場での体験を通じ、知識・技能の定着を図る。
一方、情報学部は、先端理工学部の「知能情報メディア課程」を発展させたもの。「情報学科」の1学科を置き、コンピューターサイエンスやデータサイエンスの知見にもとづき、デジタル技術と人、社会、自然との調和や、情報社会の発展に寄与できる人材を育成する。
「情報メディア専攻」、「情報システム専攻」、「実践データサイエンス専攻」の3つの専攻を設け、2年次から各専攻にて専門性を深める。多様な領域の知見を修得できるよう、自身が所属する専攻以外の科目も履修可能とする。企業・団体等と連携したPBL型科目を通じ、実践力や応用力も強化する。
いずれの学部も瀬田キャンパス(滋賀県大津市)内に設置され、入学定員は130名。2学部の設置により、龍谷大は12学部体制となる。