約6割が「新卒採用で計画人数または必要人数の達成に苦戦」と回答 民間調査
リクルートマネジメントソリューションズは4月13日、日経BPが発行する「日経ビジネス」と共同で、毎年新卒採用を行っている従業員規模100名以上の人事部門で採用領域に携わっている正社員を対象に「企業の新卒採用実態調査2026」を実施、その結果を公表した。
調査結果によると、勤務先企業の新卒採用の状況に関して「新卒採用において計画人数または必要人数の達成に苦戦している」、「新卒採用が長期化している」の項目について、いずれも約6割が該当すると回答、新卒採用の難度が高い状況がうかがえた。
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一方で、多くの企業にとって新卒採用は依然として重要な採用手段であることも確認された。新卒採用に対する認識に関して、約4分の3が「新卒採用を続けることは会社の発展にとって重要」と回答している。ただし、約3分の2が「新卒採用の今のやり方を変える必要がある」と回答、採用の重要性を認識しつつも、従来の手法の見直しを求める声が多く挙がっている。
また、採用構成の見通しでは、現在は新卒採用中心の企業が多いものの、今後は新卒採用とキャリア採用(中途採用)を組み合わせた採用構成へと移行する企業が増える傾向が見られたとしている。
調査では、新卒採用の現場では受け入れ側の課題も浮かび上がった。新入社員の育成に時間や人員を割けないと感じている管理職は約3分の2、新入社員のマネジメントに難しさを感じている管理職は約6割と認識されており、採用後の育成やマネジメントの負担が高まっている可能性が示された。
調査は、企業における新卒採用の現状や課題、採用構成の変化、採用施策の動向などを多角的に捉え、今後の新卒採用のあり方を探ることを目的と実施。調査対象は「従業員規模100名以上の企業に勤務」「主たる勤務先企業が毎年新卒採用を実施している」「人事部門(本社人事・部門人事など)に所属」の条件を満たす者で、職位は、管理職(部長・課長など組織長で、採用戦略・方針の検討に関与)、非管理職(新卒採用の企画・運営など採用プロセスに関与)のいずれかに該当する正社員が対象。調査期間は、2026年2月12日~15日。有効回答数は779名(管理職:412名/非管理職:367名)だった。
調査の詳細は下記から確認できる。
https://www.recruit-ms.co.jp/news/pressrelease/1900731297/