凸版印刷、DX人財育成のための取り組みを強化

凸版印刷株式会社は、DX人財育成のための取り組みを強化している。その中で、世界的なクラウドサービスであるアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)認定資格の取得を積極的に進めており、その一環として、今年度の新入社員研修ではAWSの研修を全新入社員に実施し、認定資格の合格者が212名となった。これと併せ、凸版印刷では、社員の資格取得者が2,000名を突破した。

新入社員研修に関しては、DX人財育成や効果的な学習を実現するために、4年連続で完全在宅のオンライン形式の全体研修を実施。凸版印刷が3年間実施してきたオンライン研修の知見やノウハウを活かし、オンラインでの効率的な知識習得に加え、VRゴーグルを活用した仮想体験型のコンテンツを導入。また、デジタルビジネスに関する教育を実施するなど、DX人財としての基礎的なスキル獲得にむけた研修を実施した。

凸版印刷では、AWS認定資格取得者拡大に向けた取り組みとして、2021年度から全社員に向けてAWS研修の募集を行い、現時点で新入社員も含め約3,900名以上が受講、資格取得者は2,000名を突破し、新入社員は9月時点でクラウドプラクティショナーの合格率が50%、212名が資格を取得した。引き続き動画学習も活用し、認定資格未取得の社員や、取得した社員のフォローも行っている。

凸版印刷では今後、新入社員研修に留まらず、各階層別研修や選抜リーダープログラムにおいても、DX人財育成の取り組みを強化する施策を拡充していく。またDX人財育成のための取り組みを、凸版印刷の持つ最新テクノロジーの実証実験の場として活用していくと同時に、デジタル時代の新たなコミュニケーションプラットフォームとして将来的には外販を目指すとしている。

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凸版印刷株式会社・プレスリリースより