イノベーションネットアワード 弘前大学COIや光産業創成大学院が受賞

地域産業の振興・活性化に寄与する優れた産学官連携活動などを表彰する「イノベーションネットアワード2020(第9回地域産業支援プログラム表彰、日本立地センター及び全国イノベーション推進機関ネットワークによる表彰事業)」の受賞事業が9月8日決定した。

文部科学省大臣賞は弘前大学COI研究推進機構の「健康ビッグデータをハブに産学官金民の強固な連携で新産業創出をめざす弘前大学『寿命革命』プロジェクト」が受賞。青森の「短命県」という課題解決のために、弘前大学が地元住民1,000人の健康ビッグデータを蓄積し、全国12大学と共同解析して予防医療を推進。さらに企業40社を巻き込み、健康機能食品や健康啓発アプリなどの健康関連市場の拡大を実現している。

また、光産業創成大学院大学の「光の応用産業を創出・発展させるための技術・経営一体型ハンズオン支援事業」が全国イノベーション推進機関ネットワーク会長賞を受賞。光産業分野に特化した高度研究人材の育成から起業支援まで一貫して行うもので、同窓生41%は博士号を取得し、29%は起業するなど、大学発ベンチャーや第二創業の事例が多数生まれていることが評価された。

表彰式は9月29日に開催される。受賞団体一覧は下記URLから閲覧できる。

http://www.innovation-network.jp/recent/2020082500012/

20.09.09news3