内閣府、10/25(水)に「総合知」に関するシンポジウムを開催

内閣府は10月25日(水)、シンポジウム「多面性を有する現代社会の中での新しい価値創造型ビジネスと〈総合知〉」を開催する。

「総合知」とは、「科学技術・イノベーション基本法」(2021年4月施行)と「第6期科学技術・イノベーション基本計画」(同年3月閣議決定)において打ち出され、「〈総合知〉の基本的考え方及び戦略的に推進する方策中間とりまとめ」(2022年3月作成)において練り上げられた概念。専門分野、文理の枠を超えてあらゆる領域の「知」を融合し、総合的に活用すること、そしてそれにより人間や社会の総合的理解と課題解決をもたらすことを指す。

今回のシンポジウムは、総合知を新ビジネス創出の観点から議論するもの。ELSI(Ethical, Legal and Social Issues / Implications)という言葉もあるように、新しい技術や新しいビジネスを社会において実装するにあたっては、人文・社会科学も含めた多様な知を動員し、検討を行う必要がある。「総合知」の活用により、ひとりひとりの多様なウェルビーイングが実現された社会を目指す、新しい価値創造型ビジネスについて議論する。

9:30から12:00にかけて、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われる。対面会場は東京ガーデンテラス紀尾井カンファレンスのメインルーム。定員は対面が300名、オンラインが400名。申し込みは対面・オンラインいずれも、以下から。
https://aforce.co.jp/symposium/

プログラムを含め、詳細は以下から。
https://www8.cao.go.jp/cstp///sogochi/symposium2023.html

231004news1

Photo by Tierney / Adobe Stock