京都橘大、2026年4月に「デジタルメディア学部」など1学部2学科を新設

京都橘(たちばな)大学は7月5日、「デジタルメディア学部」、工学部「ロボティクス学科」、健康科学部「臨床工学科」(いずれも仮称)の1学部2学科を2026年4月に新設することを発表した。

京都橘大は2021年に工学部、2024年に情報学研究科を開設し、AI時代の社会課題解決に寄与できる人材の養成に注力している。

再来春開設予定のデジタルメディア学部では、エンジニアリングとクリエイティビティの双方の学びを通じ、CG、音響処理、AIなどの技術を備え、ゲームやアニメーションといったメディアのコンテンツのシステムを創造できるクリエーターやITエンジニアを育成する。入学定員は100人。

工学部ロボティクス学科では、伝統的な機械工学にとどまらない、AIやヒューマンロボットインタラクションなど、ロボットを作り、動かし、人間社会で活用するために必要な専門領域の学びを通じ、人口減少や技術革新により急増する業務の自動化・機械化のニーズに対応できる人材を育成する。入学定員は80人。

健康科学部臨床工学科では、医療に加え、AI・ICT分野の知識・技術を体系的に身に付けた次世代の臨床工学技士やメディカルエンジニアを、医療系他学科(看護、理学療法、作業療法、救急救命、臨床検査)とのチーム医療教育や医工連携を通じ育成する。入学定員は40人。

内容はいずれも予定であり、変更の可能性がある。

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