中学生が都道府県対抗で科学力を競争 科学技術振興機構がオンライン開催
科学技術振興機構(JST)は8月26日、全国の中学生が都道府県対抗で科学の力を競うオンライン大会「令和2年度科学の甲子園ジュニアエキシビション大会」を開催すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止となった「科学の甲子園ジュニア全国大会」の代替措置として開催する。
全国の中学1、2年生が各都道府県内で3~6人のチームを編成し、数学や理科、情報の力を競う。チームは「オンライン筆記競技」と「特別体験プログラム」の両方、もしくはいずれかに参加でき、成績は「オンライン筆記競技」の総合得点で決定される。筆記競技は12月5日と12日に、オンライン表彰式は来年1月12日に実施予定。
JSTはコロナ禍によって「科学を学ぶことの意義、楽しさを体験する機会や生徒たちの活躍の場が減少し、ニューノーマル時代の教育や科学人材育成のあり方が問われている」と危機感を持ち、今回の大会を企画。「教育とオンラインを組み合わせた新しい科学コンテストの先駆け」を目指すという。
プログラム詳細や問い合わせは下記JSTホームページから。
https://koushien.jst.go.jp/koushien-Jr/