早稲田大学、「研究」「人材」「社会」の三位一体で脱炭素を目指す
早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中愛治)は、11月1日、研究推進×人材育成×社会貢献の三位一体によるカーボンニュートラルの実現を目指すため、「Waseda Carbon Net Zero Challenge 2030s」を宣言し、特設ウェブサイト『Waseda Carbon Net Zero Challenge』(https://www.waseda.jp/netzero/)をプレ・オープンしたことを発表した。
カーボンニュートラルに対しては、近年世界で増加する気候関連災害の激甚化やスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ氏の学校ストライキ運動などもあり、産官学を越えた具体的行動の実行が叫ばれている。
また、10月31日からはイギリス・グラスゴーでCOP26(第26回国連気候変動枠組条約締約国会議)が開催されており、国内でもCOP26に合わせて第6次エネルギー基本計画が閣議決定されるなど、国内外で2050年カーボンニュートラルの実現に向けた動きが続いている。
こうした状況を受け、同大学では「カーボンニュートラルを実現する最先端研究」、「カーボンニュートラルに貢献する人材育成」、「キャンパスのカーボンニュートラル達成」に三位一体で取り組み、新たな世界価値を創造することを基本方針に、創立150周年となる2032年を目途にカーボンニュートラルを達成することを目標とする。
プレ・オープンした特設WEBサイトでは、3つの方針を元に、具体的に取り組む内容の紹介とスケジュールを掲載しており、それらの成果についても、今後サイトで発信していく予定。
早稲田大学プレスリリースより