管理職を志望する理由、給与アップやスキルアップが出世を大きく上回る 民間調査
株式会社ビズリーチは10月15日、ビジネスパーソンを対象に実施した管理職に関する意識調査の結果を発表した。
調査は4月から5月にかけて、転職支援サービス「ビズリーチ」の会員を対象に実施。1,290名から回答を得た。
現在管理職に就いているビジネスパーソン(n=594)に、今後も続けたいと思うか尋ねたところ、「続けたい」が60.4%、「どちらかといえば続けたい」が26.3%。続けたいとの回答が約9割に上った。
続けたいと回答した人(n=515)にその理由を尋ねたところ(複数回答可、3つまで)、「組織の方向性を決定する権限と責任が持てるから」(62.9%)、「給与(報酬)を上げたいから」(62.3%)、「人材育成に興味があるから」(38.8%)がトップ3となった。
かつては管理職を志望する主要な動機であった「経営者(役員含む)を目指しているから」は28.2%と、3割にも満たなかった。
一方、管理職経験のない人(n=251)に、なりたいと思うか尋ねたところ、「なりたい」と「どちらかといえばなりたい」が合計53.0%、「どちらかといえばなりたくない」と「なりたくない」が合計47.0%と拮抗した。
なりたいと回答した人(n=133)にその理由を尋ねたところ(複数回答可、3つまで)、トップ3は、1位と2位が逆である以外は現役管理職と変わらなかった。「経営者(役員含む)を目指しているから」はわずか15.8%だった(画像参照)。
キャリア自律やキャリアの多様化が進んだ結果、出世よりも給与アップやスキルアップのために管理職を志望する人が多いことが伺われた。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000127310.html
ビズリーチ プレスリリースより