立教大と酪農学園大、環境学分野の教育研究強化に向け連携協定を締結
立教大学と酪農学園大学(北海道江別市)は2月20日、連携協定を締結した。
両大学ともキリスト教を建学の精神としており、加えて2026年春に、環境学分野の新学部(立教大は「環境学部」、酪農学園大は「農情報環境学類」)の設置を予定している。このことから連携に至った。
酪農学園大が提供する専門的なフィールド教育と、立教大が提供するリベラルアーツ教育を相互補完的に組み合わせることで、環境学分野はもとより、教育研究全般においてシナジーを起こしたいとしている。
岩野英知・酪農学園大学長は「都市部で高度なリベラルアーツ教育を受ける立教大学の学生と、北海道で徹底したフィールド教育を受ける酪農学園大学の学生が、交わり、対話し、相互理解を深めつつ、社会課題の本質に向き合いながら成長することを期待する」と述べた。
締結式の様子。左から、岩野英知・酪農学園大学長、西原廉太・立教大総長。