横浜市、市立小中学校等に学習支援システム「横浜St☆dy Navi」導入

株式会社内田洋行は6月13日、横浜市の496の市立小中学校・義務教育学校・特別支援学校にて、同社が構築した学習支援システム「横浜St☆dy Navi」（スタディナビ）の利用が6月から始まったことを発表した。

市の「学力・学習状況調査」の結果など、学校生活や学習に関するさまざまなデータを、児童生徒、教職員、教育委員会が横断的に活用することを可能にする。児童生徒26万人、教職員2万人が使用。教育ダッシュボードの構築事例としては全国最大規模となる。

内田洋行がシステム全体の設計・開発・活用支援と、教育データのコンサルティングを担当。昨年度にモデル校にて試行検証を行った上で、この6月に市立の全小中学校・義務教育学校・特別支援学校に展開した。

内田洋行の学習eポータル「L-Gate」（エルゲート）も組み込まれており、横浜市独自の教材「はまっ子デジタル学習ドリル」などの学習結果が表示可能。教職員や教育委員会だけでなく児童生徒も、データを活用し学びに取り組むことができる。

児童生徒が自身の学びの状況を把握し、日々の学習に生かしていくことができるとともに、教員が従来の経験や勘に加えて客観的なデータを活用することで、より深く子どもを理解できるようにしていきたいとしている。

内田洋行プレスリリースより