ライフイズテック レッスン、導入実証事例と効果を公開

ライフイズテックは3月23日、経済産業省のEdTech導入実証事業において、オンラインプログラミング教材「Life is Tech ! Lesson（ライフイズテック レッスン）」を導入した全国の中学校・高等学校での成果報告レポートを公表した。

「ライフイズテック レッスン」は中学・高校向けのプログラミング学習教材で、全国1,000校以上で採用されている。2020年度は、EdTech導入補助金を活用して、669校・12.4万人の生徒に同教材の実証授業が導入された。

同社が実施したアンケートでは、中学・高校教員の95％がプログラミング教育に不安を抱えていたことが明らかになった。同教材を利用した結果、不安を抱えていた教員の約80％が不安が解消したと回答した。また教員の80%が、「生徒同士が助け合いながら授業を進めていた」「生徒1人1人のペースに合わせて意欲的に取り組んでいた」など、生徒の反応に満足する結果だった。オリジナルHP制作体験などを通じて、プログラミングスキルだけではなく、生徒の自尊感情の上昇など非認知能力が向上したという結果もみられた。

同社は今後もEdTech教材の提供だけでなく、教員のスキルアップ研修や、教員同士のコミュニティ形成支援など、中学校・高校でのプログラミング教育をサポートしていくとしている。