ライフイズテック、慶應AI・高度プログラミングコンソーシアムに参画

ライフイズテック株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:水野 雄介)は、「慶應AI・高度プログラミングコンソーシアム(AIC)」に参画し、全大学生対象、初学者向けEdTech教材および学習コンテンツについての研究を進めていくことを発表した。

慶應義塾大学の「AI・高度プログラミングコンソーシアム(AIC)」は、2019年に設立された、AI・プログラミング活動に興味を有する学生およびこれからAI技術を取得したい学生全員に門戸を開いた学びのコンソーシアム。

7学部の1・2年生が学ぶ日吉キャンパスと、理工学部の矢上キャンパスのそれぞれにAI・高度プログラミングルームとAIサーバー室を設置し、1)学生に対する高度計算機資源の提供、2)レベル別AI・プログラミング講習会の実施、3)各種AI・プログラミングコンテストの開催、4)個別AI・プログラム利用相談会等を行っている。

最大の特徴は、講師・相談員やコンテストの企画・運営をAI上級者の学生が担うこと。そこでの議論に大学教職員と会員企業メンバーが加わり環境や方向性を整えることで、学生の学生による学生のためのAI活動を奨励し、これからの学界・産業界を担うAI・IT人材の育成を進めている。

政府が2019年6月にまとめた「AI戦略」では、2025年までに全ての大学生がデータサイエンスの知識を身につけるとの目標が示されている。

現在、大学でデータサイエンスを必修化させる動きが始まっている一方で、大学生に向けたデータサイエンスの指導者は不足しており、教材や環境も十分とはいえない。また、全学生の半数にあたる25万人の学生が学ぶとされるデータサイエンスの応用教育、エキスパート教育にはさらに大きな壁があるとされているという。

同社ではこの取り組みを通じて、大学生の「データサイエンス・AI」教育領域での課題を解決し、AI・IT人財育成の新しい教育モデルの創出を推進していきたいとしている。

22.3.31news1

ライフイズテックのプレスリリースより