15歳未満人口、総人口の11.2%で過去最低 総務省調べ
総務省は4月14日、2024年10月1日現在のわが国の人口推計を発表した。
それによると、総人口は1億2,380万2,000人。前年から55万人減少した。減少は14年連続となった。
15歳未満人口は1,383万人。前年から34万3,000人減少。総人口に占める割合は11.2%で、過去最低となった。
一方、65歳以上人口は前年から1万7,000人増加し、3,624万3,000人。総人口に占める割合は29.3%で、過去最高となった。
うち、75歳以上人口は前年から70万人増加し、2,077万7,000人。総人口に占める割合は16.8%で、やはり過去最高となった。
都道府県別では、人口増が見られたのは東京都と埼玉県の2都県。残りの45道府県では減少が見られた。
東京都の人口は1,417万8,000人と、全国人口の11.5%を占めた。人口増加率は0.66%。前年から0.32ポイントも上昇した。
しかし、その上昇は社会増加によるもので、自然増加が見られた都道府県はひとつもなかった。
人口減少率1%以上の都道府県は前年から3つ増加し、18県。秋田県(-1.87%)、青森県(-1.66%)、岩手県(-1.57%)がワースト3となった。
推計の詳細は以下から確認できる。
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2024np/pdf/2024gaiyou.pdf