学歴よりも実務経験やスキルの方が重要だと考える20代が9割 民間調査
就職・転職支援を手掛ける株式会社Personalは11月19日、20代を対象に行った「仕事と学歴に対する意識調査」の結果を発表した。
調査は6月から7月にかけて、同社が運営する20代向け就職・転職支援サービス「パーソナルファイル」のユーザーを対象に実施。264名から回答を得た。
就職・転職活動を行う中で自身の学歴が気になるか尋ねたところ、「はい」が50.7%、「いいえ」が37.9%、「どちらでもない」が11.4%。気になるとの回答が過半数に上った。
学歴が自身のキャリアにどの程度していると思うか尋ねたところ、「非常に影響している」が12.9%、「やや影響している」が31.4%。影響しているとの回答が4割を超えた。
自身の学歴にコンプレックスを感じることがあるか尋ねたところ、「あまりない」が35.2%で最多。「時々ある」(32.6%)、「全くない」(19.7%)と続いた。ないとの回答が過半数を占めた。
学歴が高いほど仕事で成功を収められると思うか尋ねたところ、「強くそう思う」と「ややそう思う」が合わせて43.7%。「あまりそう思わない」と「全くそう思わない」の合計(32.6%)を上回った。
しかし、学歴よりも実務経験やスキルの方が重要だと思うか尋ねたところ、「強くそう思う」が46.2%、「ややそう思う」が42.8%。そう思うとの回答が約9割に上った(画像参照)。学歴がすべてではないという考えが若年層の間に浸透していることが伺われた。
仕事で成功するためにもっとも重要なのは何だと思うか尋ねたところ、「能力・スキル」が54.9%でトップとなった。「経験」(25.0%)、「人脈」(9.1%)と続いた。「学歴」は0.8%で6位だった。
若年層は、学歴が就職・転職を含むキャリアに影響を与えることを感じながらも、学歴よりも実務経験やスキルを重視していることが明らかとなった。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000530.000016549.html
Personalプレスリリースより