横浜国大とフェリス女学院大、連携協定を締結
横浜国立大学とフェリス女学院大学は10月16日、連携協定を締結した。
国際色豊かな横浜を創立以来拠点としてきた大学同士が連携することで、グローバル時代にふさわしい教育研究を生み出していく。
フェリス女学院大は1965年設立。1997年に文学部、国際交流学部、音楽学部の3学部体制を導入し、リベラルアーツ教育に取り組んできた。2025年にはこれら3学部を改組し、1学部3学科体制に移行することで、リベラルアーツ教育をさらに進化させる予定。
また、自立した女性を育てるべくジェンダー教育研究やキャリア教育・支援にも力を入れており、2023年にはその拠点として「ジェンダースタディーズセンター」を設立。多様性の追求と女性のリーダーシップの育成に取り組んでいる。
一方、横浜国大は神奈川県内唯一の国立大学。人文系、社会系、理工系の5学部6研究科が1つのキャンパスに集う強みを活かし、高度な教育研究を実践してきた。
フェリス女学院大のリベラルアーツ教育や女性のリーダーシップ育成と、横浜国大の多分野にまたがる高度な知見を組み合わせることで、イノベーティブな研究教育を生み出していきたいとしている。
締結式の様子。右から3人目が小檜山ルイ・フェリス女学院大学長、4人目が梅原出・横浜国大学長。フェリス女学院大プレスリリースより