学校と保護者の連絡手段をデジタル化するサービスを開始 理想科学工業

理想科学工業株式会社は、スマートフォン用アプリケーションを使った学校向けのソリューションサービス「スクリレ」の提供を、2021年4月より順次開始すると発表した。

「スクリレ」は、学校と保護者をつなぐ連絡手段をデジタル化するサービスだ。学校単位の契約により、保護者のスマートフォンに学校の先生が配布する「お便り」などを届けることができる。同サービスの最大の特徴は、アプリへの広告費の一部を学校に還元する「スクリレポイント」があること。保護者がアプリ上の広告を閲覧することで、学校にポイントが付与され、学校は貯めたポイントを事務用品などに交換できる。アプリ上の広告は、学校の地域や学年などに合わせた掲出が可能だ。

「スクリレ」は学校の先生と保護者の利便を高めるだけでなく、広告主にとって、広告効果を得ると同時に地域の学校を応援できるサービスが目指されており、「スクリレ」には、学校(スクール)を中心とした地域連携(リレーション)で教育活動を応援するという意味が込められている。

理想科学工業によると、一部地域の学校で実施した同サービスの実証実験では高い評価を得ており、今回、対象地域を全国に拡大する。なお、「スクリレ」はサービス開始から2年後(2022年度末)には、利用校2,500校、アプリユーザー100万人の獲得を目標としている。

21.1.28news3

「スクリレ」のサービス概要