実践女子大学とクロスマーケ、産学連携でPBLによる人材育成

株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区)は、実践女子大学 生活科学部現代生活学科と、PBL(課題解決型授業)の取り組みを開始した。PBL(Project(Problem) Based Learning)は、文部科学省が推進するアクティブラーニングの一つで、正解のない課題を通して問題解決へのアプローチ方法を身につけることなどがその目的だ。

実践女子大学 現代生活学科では、「生活者」の視点から将来の成長産業である「環境」「メディア」「自立」を軸に、これからの社会で活躍できる人材の育成を目指し、実践的な総合型学習授業を行っている。「環境」は、他者との共生を考えるライフスタイルのことを指し、社会と企業が抱える環境課題を的確に認識することを、また「メディア」では、メディアを使いこなす技術力と表現力・発想力を身につけることを一つの目標としている。さらに「自立」では、地域と個人が自立する社会の実現をめざし、企画力・構想力を養うための学びを進めている。

クロス・マーケティンググループの各社は、顧客のマーケティング課題の解決支援を事業としている。クロス・マーケティンググループの事業と、実践女子大学 現代生活学科で実施されている授業「ビジネスプランニング」の親和性が高いことから、今回の取り組みがスタートした。

PBLによる教育プログラムを、現代生活学科の必修科目「ビジネスプランニング」として学生約60名を対象に実施。テーマを「女子大生が読みたくなるモラタメビューティーの記事内容の提案」とし、主にメディア・プロモーション領域を得意とする株式会社ドゥ・ハウスと一緒に行う。これにより、企業のマーケティング活動という視点だけでなく、生活者という視点からのアプローチの学びが期待される。グループワーク等を経て2023年1月にプレゼンテーションを行い、クロス・マーケティンググループの社員がフィードバックを行う予定だ。

22.11.17news2

株式会社クロス・マーケティンググループ・プレスリリースより