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人にフォーカスした経営を　人材育成は『仕組み化』が重要

企業内に大学を設置する動きが増えている。人材育成の重要性が問われる中、企業内の学びのシステムはどうあるべきか。ハンバーガー大学の学長などを歴任し、小売やサービス業に特化した研修サービスを提供するホスピタリティ＆グローイング・ジャパンを設立した有本均氏に聞いた。

有本 均

有本 均

株式会社ホスピタリティ＆グローイング・ジャパン代表取締役社長、グローイング・アカデミー学長
1979年日本マクドナルドに入社。店長、統括マネージャー等を歴任後、「ハンバーガー大学」学長に就任。2003年、ファーストリテイリングの柳井社長（当時）に招かれ、「ユニクロ大学」部長に就任。その後、バーガーキング・ジャパン代表取締役などを歴任。

成長できる環境を、企業内に作る

──近年、企業内大学を立ち上げる動きが目立っています。その背景には、何があるのでしょうか。

一番のポイントは人不足です。少子高齢化による労働力人口の減少…

（※全文：4147文字　画像：あり）

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