ゼンリン 地図上で学ぶプログラミング学習ツールを開発

株式会社ゼンリンは7月27日、公式オンラインショップZENRIN Storeにおいて、地図上でプログラミング学習ができる新商品「まなっぷ Home Edition」の発売を開始した。ゼンリンは、2022年3月に教育機関向けのプログラミング学習ツール「まなっぷ School Edition」の提供を開始し、小学校の「総合的な学習」「社会」の時間などで導入されている。「まなっぷ Home Edition」は、家庭でも気軽にプログラミング教育を取り入れられるよう、子どもたちの自発的な学びを支援する家庭向けの商品だ。

「まなっぷ Home Edition」では、ブロックを組み合わせてプログラミングを行うことで「線を引く・キャラクターを動かす」、「写真や動画を表示する」などの表現を、地図上で行うことができる。また、「線を引く」や「色ぬりを表示」機能を組み合わせることで、地図上に絵を描くことも可能だ。

これらの機能を活用し、子どもたちがフィールドワークで発見したものや、興味のある事柄について調べたことなどを地図上に表現する。地図上に自由な表現を行う過程で、物事を順序立てて整理するプログラミング的思考や、子どもたちの探求心を育むことができるという。

旅行の計画や災害時の避難ルートを考える時など、地図は生活の身近なところにある。「まなっぷ Home Edition」では、知っている街や行ってみたい場所の“オリジナル地図”を作ることができ、プログラミングをより身近なものとして学習を進めることができる。

22.7.28news2

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