テレワーク、成功に導く5つのポイントを公表 ヘイズジャパン

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは4月22日、急速に普及しているテレワークについて最新の分析を行い、成功に導く5つのポイントを発表した。5つのポイントの詳細は下記のとおり。

1.ビデオ会議で使用するツールの選択
様々なツールの中から適切なツールを選択しましょう。使用するツールの種類が多すぎると負担になるので、注意が必要です。ビデオ会議を行う際には、実施前に議題を決め、参加者全員がこれを閲覧できるように設定し、実際の会議同様に進行するよう手配してください。参加するメンバーには出席する意義を伝えてください。こうすることで、テレワークであってもチーム間の繋がりを維持し、チーム運営を円滑に進めていくことができます。

2.チームメンバー間の信頼関係を深める努力をする
在宅勤務では、オフィスと異なり、臨機応変にコミュニケーションを維持することが難しくなります。このため、相手に理解してもらえるように話す内容を明確にする必要があります。また、会議の時間を設け、雑談を通じて関係性の構築・維持に努めることもひとつの方法です。定期的にビデオ会議ができない場合でも、インスタントメッセージ用アプリケーションを使用すれば、簡単にコミュニケーションすることができます。チームに新しいメンバーがいる際には、こうした対策が特に有効です。

3.チームメンバー間で特定の専門知識を共有する
テレワークでは、オフィスのように特定の分野の専門知識を共有することが難しくなります。社員に対し、自らの専門知識に関するガイドラインの作成やホストウェビナーの開催、ポッドキャストへ録取を奨励してください。これによってチームメンバー間で知識を共有し、社員の活動をよりよく理解することができます。協力的な社員を評価し、称賛することも重要です。

4.意思疎通に努め、団結力を強める
対面しているときと異なり、互いに離れた場所で仕事をしていると、メンバーの感情や反応を理解するのが難しくなります。可能であればビデオ通話を使用して、チームメンバー同士で顔を合わせ、よりよくコミュニケーションを図るようにしましょう。また、通常の電話での会話においては、メンバーの声の調子や話し方の変化に注意し、相手の気持ちをよりよく理解するように努めましょう。さらに、『私たち』や『私たちの』といった『仲間意識を感じさせる』言葉を使用して、一体感や団結力を高めようにすることも有効です。

5.社員への信頼が企業文化を育てる
テレワークの初期段階ではさまざまな課題が発生しがちです。その一方で、会社から信頼され、会社の利益のために働いていると意識することで、企業文化に対する意識が育まれ、仕事の姿勢に好影響を及ぼし、好循環を生み出すことも可能になります。結果的に、人材の強化につながり、変化への対応力を養う上でも有効になります。この段階に到達できれば、もはや働く場所は重要ではなくなり、企業の文化を維持しながらチームをマネジメントできるようになるでしょう。

ヘイズについては、下記リンク先を参照
https://www.hays.co.jp/ 

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