「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」認定申請を開始 文科省

内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省は連携し、各大学・高等専門学校における数理・データサイエンス・AI教育の取組を奨励するため、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」を検討してきた。この度、実施要綱等を決定し、3月3日(水曜日)13時30分~14時30分にオンラインで公募説明会を開催する。

今回の認定制度の目的は、大学等の正規の課程であって、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目指して、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励することにより、数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大に資すること。

審査は外部有識者(内閣府・文部科学省・経済産業省が協力して選定)により構成される審査委員会(3府省共同事務局)において実施し、審査の結果を踏まえ、文部科学大臣が認定・選定する。取組の横展開を促進するため、3府省が連携して認定・選定された教育プログラムを積極的に広報・普及を進める。

政府では「AI戦略2019」において、すべての大学・高専生(約50万人/年)が初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得することを目標に掲げている。

21.2.25news2

数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度のイメージ