慶應大PEARLが世界標準入試システム「TAO」採用

教育コンサルティング事業を手がけるサマデイは6月2日、慶應義塾大学が経済学部のPEARL (Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)の入試において、世界標準モデルのWeb入試コンソーシアム「The Admissions Office(TAO)」を利用し、2021年10月より志願者募集を開始することを発表した。

PEARLは、英語で経済学を学び、4年間で学位取得ができる9月入学のプログラムで、全世界の学生を対象として募集を行っている。一般的に、外国籍学生にとって、日本の大学の入試プロセスは海外大学と比べて複雑で、大学・学部、入試方式によっても異なるため、志願者が出願する際のハードルになっていると言われている。

TAOは、学生がひとつのフォームで複数の大学に出願できるほか、日英両言語に対応し、国内だけでなく海外からの出願受付も可能なグローバル対応の入試システム。また、どのような募集書類であっても全てデジタル化できるため、どの国の志願者にとっても出願しやすく、大学が世界中の志願者を募集しやすいシステムとなっている。 

国内でTAOに参画しているのは、同大学以外に、京都先端科学大学、芝浦工業大学、総合研究大学院大学、早稲田大学、九州テクノカレッジ。

21.6.4news3