学校・企業等を対象に金融経済教育に関する講師派遣事業を開始 東京都
東京都は5月26日、金融に関する学びの場を創出するため、学校や企業等からの依頼を受け、連携する金融機関や金融経済教育関係者等を講師として派遣する事業を開始したことを発表した。
金融に関する知識と判断力(金融リテラシー)を身につけることは、安定的な資産形成による生活の質の向上や、金融市場の活性化による経済の持続的成長に資するものであり、金融経済教育のニーズは学校や企業等で高まっている。
同事業は、授業をしてほしい学校や企業等からの依頼を受け、連携する金融機関や金融経済教育関係者等を講師として派遣するもの。学校や企業などは、無料で専門家による授業が受けられ、講師の謝金・交通費は東京都が負担する。
参加する講師陣には、金融庁、全国銀行協会、日本証券業協会といった団体や、山岡浩巳氏(フューチャー株式会社取締役 グループCSO、チーフ国際金融フェロー)といった個人が名を連ねている。事業期間は、令和5年5月26日(金)から令和7年3月31日(月)まで。出張授業を受けたい学校・企業や、講師になりたい団体・個人は、下記東京都のウェブサイトから申し込みができる。
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/pgs/gfct/nurturing-players/koushihaken.html
事業概要のスキーム。画像は東京都のプレスリリースから。