武蔵野大学学生が「包括的性教育」をテーマにパンフレットを作成

武蔵野大学しあわせ研究所(東京都江東区)は、同大学の学生、教職員を対象に「自分自身と周囲の大切な人の『健幸』を創り出す力」を高めることを目的に、『むさしの健幸アンバサダー』プロジェクトを2021年8月から実施しており、このたびその活動の一環として、看護学科生が包括的性教育をテーマとしたパンフレットを制作したことを発表した。

このパンフレットは全国24,000人を超える健幸アンバサダー、サポーターである自治体、企業に配信され、活用される。

健幸アンバサダーとは、フレイル(虚弱)予防などの健康に関する正しい知識などを身近な人に口コミで伝えるボランティア。国民の健康作りを進めるスマートウエルネスコミュニティ協議会主導のもと、自治体、企業と連携して進められている全国的な取り組みだ。

スマートウエルネスコミュニティ協議会が承認を行ってきたパンフレットで「性教育」を取り扱い、かつ学生が制作したのは今回が初めて。

本パンフレットを全国の健幸アンバサダーやサポーターが活用することでSDGsの目標「3.すべての人に健康と福祉を」「5.ジェンダー平等を実現しよう」の実現に貢献するとしている。

22.2.18news2

学生らのディスカッションの様子(武蔵野大学プレスリリースより)