公立高校の週当たり授業数、30~32コマがもっとも一般的 文科省調べ

文部科学省は6月21日、2023年度「公立高等学校における教育課程の編成・実施状況調査」の結果を発表した。調査は2015年度以来となる。

昨年12月から今年1月にかけて実施。全国の公立高校および中等教育学校後期課程のうち、無作為抽出した1240校に、2023年度入学者を対象とした教育課程の編成・実施状況について尋ねた。

2023年度入学者に卒業までに修得させる単位数について、学習指導要領に定める最低基準である74単位を超えて設定している学校は、全日制課程の普通科の65.9%(75.5%)、同専門学科の72.6%(80.0%)、同総合学科の46.3%(42.6%)だった(カッコ内は前回調査の数字。以下同)。

また、卒業までに履修させる単位数について、学習指導要領に定める最低基準である74単位を超えて設定している学校は、全日制課程の普通科の97.9%(98.4%)、同専門学科の97.6%(98.5%)、同総合学科の95.9%(91.5%)だった。

週当たりの授業時間数については、30~32単位時間と設定している学校がもっとも一般的で、全日制課程の普通科の72.4%(69.2%)、同専門学科の73.8%(80.9%)、同総合学科の79.5%(83.6%)に上った。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://www.mext.go.jp/content/20240624-mxt_kyoiku01-000036713_02.pdf

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