人事部が考える自身のもっとも重要な役割は「経営戦略・事業戦略にマッチする人事戦略・組織構築」
人事労務システムを提供するOne人事株式会社は11月6日、「人事部門の役割と人材マネジメントに関する意識調査」の結果を発表した。
リスキリングや人的資本の情報開示など、人事部の機能が複雑化する中、当事者らは自身の役割についてどのように考えているのか調べた。
調査は9月から10月にかけて、全国の企業の人事担当者を対象に実施。242名から回答を得た。
人事部の役割のうち、もっとも重要と考えるものについて尋ねたところ、「社員の声を聴き、意欲を高めるための人事戦略・組織構築」(32%)、「ミッション・ビジョン・バリューにマッチする人事戦略・組織構築」(15%)、「人や組織に関する情報の取りまとめと業務効率の向上」(13%)を抑えて、「経営戦略・事業戦略にマッチする人事戦略・組織構築」(40%)がトップとなった(画像参照)。
事業環境の変化が激しい現代社会において、企業の持続的な成長のためには経営戦略と人事戦略を連動させることが必要で、それを行うのが人事部と考える人が多いことが伺われた。
人材マネジメントの上で課題と感じているものについて尋ねたところ(複数回答可)、トップ3は「ミドルマネジメント層の能力開発」(50%)、「社員のモチベーション向上・リテンション」(46%)、「次世代の経営人材の育成と登用」(45%)となった。
将来の幹部候補の育成と優秀な人材の離職防止が主な課題となっていることが伺われた。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000178.000082048.html
One人事プレスリリースより