信州大と豊橋技科大、半導体人材の不足解消に向け連携協定を締結
信州大学と豊橋技術科学大学は2月14日、半導体人材の不足解消に向け、包括連携協定を締結した。
信州大は、長野県内に多数ある半導体関連産業との連携や、半導体製造に不可欠な水環境の課題解決に向けた「アクア・リジェネレーション」分野の教育研究を通じ、半導体人材の育成に取り組んでいる。
一方、豊橋技科大は、ウェーハの製造から新プロセスの開発・検証までワンストップで実施できる「次世代半導体・センサ科学研究所」を有し、信州大とともに参加する「東海・信州国立大学連携プラットフォーム」(C²-FRONTS)では、半導体分野の牽引役を務めている。
このような共通点に加え、愛知県東部と長野県南部を結ぶ「三遠南信(さんえんなんしん)自動車道」の開通により、互いのアクセスが容易となったことから、連携協定を締結した。
半導体分野の教育研究に共同で取り組み、地域、ひいては日本全体の半導体産業の活性化に貢献したいとしている。
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