モチベーションを生む場づくりに求められる、人間性への理解
「モチベーション」は教育・実務双方の面から、心理学領域を中心に研究が進んできたテーマだが、理論の実践は未だ十分に進んでいない。集団・組織と個人という二項対立を統合する場づくりが必要だと慶應義塾大学の鹿毛雅治氏は指摘する。
「内発的」「外発的」の
二項対立から抜け出す
鹿毛 雅治
そもそも「モチベーション」は、「行動が起こり維持され、方向づけられるプロセス」を指す言葉だ。“やる気”や“意欲”と同義語だと理解されがちだが、より広く行為全般を左右する心理的要因が「モチベーション=動機づけ」だ。
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