横浜国大、産学連携でデータサイエンス・インターンシップを開始

独立系のデータセンタープロバイダーである株式会社アイネット(東証プライム市場上場、本社:神奈川県横浜市)は、2019年12月に横浜国立大学と包括連携協定を締結し、共同研究や人材の交流など、多面的な連携関係を構築している。連携の更なる深化を図るため、今年度よりデータサイエンス・インターンシップのプログラムを開始し、毎年横浜国立大学 経営学部のData Science Education Program(DSEP:ディーセップ)に参加する学生を受け入れ、人材育成面において協力することで合意した。

横浜国立大学 経営学部 DSEPは、国公立大学の経営・商学部では日本初となるデータサイエンス教育プログラムだ(2021年4月開設)。DSEPは、データ分析テクノロジーを課題解決や事業創造に活かすビジネス・リーダーの育成を目指している。カリキュラムは実践に重きを置いたビジネス・リーダー育成教育に特徴があり、(1)入学直後の1年次春から始まる2名の指導教員によるデータ分析を活用したプロジェクトベースの少人数ゼミナール、(2)データサイエンスに携わる企業との連携講義、(3)企業の協力を得たデータサイエンス・インターンシップなどを実施している。

今回のインターンシップは、入学当初から1年半に及ぶ少人数ゼミナールを修了したDSEP生に、学修したデータサイエンスのスキルを実践する場を提供することを企図したプログラムだ。アイネットのデータセンター事業におけるAI活用プロジェクトへのDSEP生の参画により、学んだスキルの実践を通じて、それらを高めると共に、大学に戻ってから更に修得すべき知識・スキルを発見してもらうことを目指している。

22.10.7news2

アイネットの中核ビジネス・データセンター事業の拠点(株式会社アイネット・プレスリリースより)