子ども関連のデータや施策の実施状況をまとめた『こども白書』発表

国は6月21日、2024年版『こども白書』を発表した。

『こども白書』は、「少子化社会対策基本法」、「子ども・若者育成支援推進法」、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」の規定にもとづく年次報告を、昨年4月のこども家庭庁の発足を受け、今年度から一本化したもの。前年度における子どもをめぐる状況や、子ども関連施策の実施の状況についてまとめている。このたび閣議決定され、国会に報告の上、公表された。

白書は2部構成。第1部では、こども大綱に掲げた数値目標や指標を含め、こども・若者を取り巻く状況を各種統計を通じ概観。加えて、こども基本法のポイント(こども施策の基本理念、こども大綱の法的位置づけ等)や、同法の制定およびこども家庭庁の設置に至った背景について解説している。

第2部では、こども大綱の柱に沿って、昨年度における政府のこども施策の取組み状況について整理。各分野における施策のポイントを解説すするとともに、地方自治体・NPO等における事例も紹介している。

白書は以下から読むことができる。
https://www.cfa.go.jp/resources/white-paper

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