東京都が新たなスタートアップ戦略を策定

東京都は11月24日、スタートアップと共に新しい時代を切り拓き、東京の課題解決と成長につなげる取組みを徹底的に進めていくための新たなスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」の策定を公表した。

新スタートアップ戦略では、「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」として、5年で東京発ユニコーン数、東京の起業数、東京都の協働実践数の10倍を掲げた。そして、Ⅰ 世界最高にスタートアップフレンドリーな東京にする、Ⅱ 誰もが夢に向かって羽ばたける土壌を作る、Ⅲ あらゆる関係者が“ワンチーム”で強力にサポートする、Ⅳ 世界を視野に戦略的に発信する、といった4つの取組事項を示した。 

Ⅰの中にある「規制・ルールを“リ・デザイン”」では、「スタートアップのニーズに寄り添った伴走型の規制緩和やルールメイク・事業支援を推進」、「特区制度を活用し、海外の高度人材を呼び込む規制緩和を実現」を盛り込んでいる。また、Ⅱでは、「経済団体等と連携し、小中高へのアントレプレナーシップ教育メニューを展開」、「都立大に体験型アントレプレナーシップ教育講座を新設」などを記載している。同新戦略の詳細は、下記で確認できる。

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/2022/11/images/SUstrategy_japanese.pdf

22.11.25news3

画像はイメージ。Photo by beeboys /Adobe Stock