経産省 インドにおける「日本式ものづくり学校」を認定

経済産業省は4月23日、日精エー・エス・ビー機械株式会社、三井金属鉱業株式会社、東芝エネルギーシステムズ株式会社、株式会社ニチリンによりインドに設置された4つの人材育成機関を「日本式ものづくり学校(JIM: Japan-India Institute for Manufacturing)」として認定した。「日本式ものづくり学校」の認定は、2016年11月に日印首脳会談で合意した「ものづくり技能移転推進プログラム」に基づくもの。

「ものづくり技能移転推進プログラム」は、インドの製造分野における人材育成に関して協力していくため、2016年11月に日印首脳間で合意された。「日本式ものづくり学校」は、このプログラムに基づき、日系企業が設立する人材育成機関を認定・支援するものであり、日本式のものづくりの考え方や技能を習得するためのカリキュラムを実施する。

経済産業省は2017年より、インドにおける12の機関を「日本式ものづくり学校」として認定しており、このたび新たに4機関を認定したことで、「日本式ものづくり学校」は合計16機関となった。経済産業省では本スキームを通じ、官民連携してインドの製造業の発展に貢献していく。

21.4.26news3

Photo by Dick Thomas Johnson