「実務家教員養成課程 仙台クラス」を開講 社会構想大 先端教育研究所

社会構想大学院大学 先端教育研究所は(東京都新宿区、学長:吉國 浩二)、社会のあらゆる場に遍在する「実践知」を、継承・教育可能な「形式知」へと変換し、体系化できる人材育成を目的とした養成プログラム「実務家教員養成課程 仙台クラス」を10月に開講すると発表した。

同大学ではこれまでに同課程を東京、名古屋、大阪、福岡で開講しており、仙台は5拠点目。
本養成課程は2018年に開講し、すでに全国で約400名以上の修了生が誕生している。

高度に複雑化した現代社会においては、アカデミアの知見だけでは解決できないさまざまな問題が生じている一方で、産業界も、常に最先端の知見を取り入れる必要に迫られている。
こうした状況において、産業界と学術界を往還し、高度な経験と最先端の学術知を併せ持ち、それらを適切な方法で教育できる能力をもつのが実務家教員。
社会のあらゆる場に遍在する「実践知」を、継承・教育可能な「形式知」へと変換し、体系化できる人材は、教育変革のエージェントとしての役割が期待されている。

実務家教員養成課程では、実務家教員に求められる3つの能力、①実務能力、②研究能力、③教育指導力を習得することを目指す。
総受講時間は61時間(全40講、1コマ90分)で、週1日2コマ×20週かけて学ぶ。

実務家教員養成課程の詳細は下記より確認できる。
https://www.coep.jp/about/#anchor1

また、実務教育研究に関しては本サイトの連載「実務教育研究科の教育実践」を参照。

22.7.15news1

仙台クラスが開講される仙台校舎の図書室・サロン(学校法人先端教育機構のプレスリリースより)