キッズデザイン賞受賞作品が決定 家庭学習やSDGs関連の応募が増加
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会は8月21日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ製品やサービスを顕彰する「第14回キッズデザイン賞」受賞作品237点を発表した。今年度は「新しい生活様式」に対応した家庭用の知育玩具や、持続可能な開発目標(SDGs)に関する教育サービスの応募が増加したという。
教育関連の製品やサービスが数多く顕彰される「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」では99点が受賞した。以下、同部門の受賞製品・サービス事例を紹介する。
STEAM教育領域の通信教育「ワンダーボックス」は、毎月届くキット(パズルやワークブックなど)と専用アプリを組み合わせて学ぶサービス。子どもの意欲を引き出し、感性と思考力を育むことを目的としている。
コクヨのIoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、スマートフォンのアプリと連動して、子どもの日々の努力を「見える化」することで、学習への意欲を高めていくために開発され、販売台数は1万台に迫るという。
ユカイ工学の「ユカイな生きものロボットキット」は小学生でも簡単にロボット作りができるロボットキット。モーターやスイッチ、結束バンドなどを使って、自由な発想と創造力で自分だけのオリジナルロボットを作ることができる。
キッズデザイン賞表彰式は9月30日に開催され、最優秀賞などが決定する。
受賞作品一覧はキッズデザイン賞ホームページから閲覧可能。
STEAM教育通信教育「ワンダーボックス」
しゅくだいやる気ペン