教員が学校のネットワーク環境に求めるのは「安定性向上」「通信速度向上」
IT機器の製造・販売を手掛けるぷらっとホーム株式会社は2月14日、教員を対象に行った、教育現場のネットワーク環境に関する調査の結果を発表した。
GIGAスクール構想第2期において学校間の格差をなくすことが目指されているネットワーク環境について、教員自身はどのように感じているのか調べた。
調査は1月、小学校、中学校、高校、特別支援学校に勤務する教員を対象に実施。532名から回答を得た。
学校のネットワーク環境をどのように改善してほしいか尋ねたところ、トップ3は「ネットワークの安定性向上」(40.2%)、「通信速度の向上」(32.0%)、「トラブル対応の迅速化」(26.9%)となった(画像参照)。
ネットワークの不安定さとそれに伴うトラブルを解消してほしいと感じている教員が多いことが判明した。
ネットワーク環境が不安定となるのは具体的にどのようなときか尋ねたところ(複数回答可)、「生徒用端末が一斉に接続するとき(授業開始時やテスト中など)」が43.2%で最多。「動画や教材をダウンロードまたはストリーミング再生するとき」(21.2%)も上位となった。
いずれも授業の最中であり、ネットワーク環境の不安定さが教育活動に影響を与えていることが伺われた。
実際、ネットワーク環境の不安定さのせいで授業にどの程度支障があるか尋ねたところ、「非常に大きな支障がある」が8.5%、「ある程度支障がある」が42.1%。支障があるとの回答が半数を超えた。
一方、「あまり支障がない」と「全く支障がない」もそれぞれ36.1%と13.3%。ネットワーク環境に問題がある学校がある一方で、良好な学校もあり、整備状況に格差があることが伺われた。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000013751.html
ぷらっとホーム プレスリリースより