「スクールライフノート」導入が1000校を突破 EDUCOM

学校支援システムを全国展開する株式会社EDUCOM(本社:愛知県・東京都)が提供する心と学びの記録・振り返り支援システム「スクールライフノート」の導入学校数が、2021年4月時点で1000校を突破したと発表した。また、2021年度の経済産業省「EdTech導入実証事業」への参画も予定している。

スクールライフノートは、子どもたちが簡単なタッチ操作で日常の気持ちを登録する「心の天気」や学習場面の気持ちや振り返りを登録する「学びの天気」を搭載したシステムだ。登録された情報から自分の気持ちや学びの様子に気づき、「学びに向かう力」を育むことができる。操作が簡単なことや教科を問わず活用できることが評価され、GIGAスクール事業で整備された児童生徒1人1台端末利用のきっかけの一つとして注目を集めており、今年度は1000校を超える学校で利用が開始されている。

また、スクールライフノートは昨年度の経済産業省「EdTech導入実証事業」でEdTechツールとして採択され、実証を行った大阪市では統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」との連携で、よりきめ細やかな児童生徒理解につなげることができた。

EDUCOMでは今後、スクールライフノートの導入自治体の声を集め、活用事例として自治体・学校の取組をホームページ等で公開していく予定だ。全国の様々な学校から寄せられる生の声をもとに、よりよいスクールライフノートおよびGIGAスクール端末の活用を模索し、さらに便利に活用してもらえるよう支援を続けていく。

21.6.16news3