経産省、第5回「アトツギ甲子園」各賞の受賞者を発表
経済産業省は2月20日、第5回「アトツギ甲子園」の最終審査会を開催し、各賞の受賞者を決定した。
アトツギ甲子園は、全国の中小企業の継承予定者が、自身の新規事業アイデアを競うピッチイベント。早期の事業承継と承継者の活躍推進を目的に、2020年度より毎年開催されている。
全国の39歳以下の継承予定者から、家業の既存の経営資源を活用した新規事業アイデアを募集し、「新規性」、「持続可能性」、「社会性」、「承継予定の会社の経営資源活用」、「熱量・ストーリー」の5つの観点から審査。
審査を通過し、「北海道・東北」、「関東、中部」、「近畿」、「中国・四国」、「九州・沖縄」での予選で各ブロック3位以内に入った者が最終審査会(決勝)に進出する。
今回、行われた決勝では、エントリーのあった189名の中から審査と予選を勝ち抜いた18名が、最終ピッチを行った。
その結果、優勝者に贈られる経済産業大臣賞は、株式会社あしだ(京都府)の継承予定者、芦田拓弘氏の「林業のサプライチェーン革命!日本経済を変える木材流通システム」が受賞した。
また準優勝者に贈られる中小企業庁長官賞は、豊実精工株式会社(岐阜県)の継承予定者、今泉亮太郎氏の「クロムフリーERINでメッキの産業革命 豊かに実る未来を世界へ」が受賞した。
優秀賞やその他の賞の受賞者は以下から見ることができる。
https://www.meti.go.jp/press/2024/02/20250220004/20250220004.html