徳島・宮崎・福岡対象 お笑い芸人が主権者教育の出張授業を無料で提供

時事YouTuberのたかまつなな氏(参考記事)が設立、若者の政治参加向上のために活動している笑下村塾が、7月10日に投開票が行われる第26回参議院選挙を前に、若者の投票率を「笑いの力」で向上させる取り組みを行っている。笑下村塾は日本で唯一、主権者教育を全国規模で行っており、たかまつ氏は約4カ月、イギリスを拠点にヨーロッパの若者の政治参加を取材してきた経験ももつ。

今回、同社では2019年の参議院選挙で投票率の低かった上位3県(徳島、宮崎、福岡)へ無料で出張授業を行うと発表。各地域出身のお笑い芸人らが「先生」となり、投票率ワーストの汚名返上すべく、選挙の重要性を楽しく伝える。

授業は、「超高速パワポ芸! 3分で分かる民主主義」「芸人と政治家のネタの選び方は実は同じ?」「若者の予算クイズ」「逆転投票シミュレーションゲーム」など、タイトルからも楽しさを感じさせるものが多い。成人年齢の18歳への引き下げや、高校での「公共」必修化による主権者教育の重要性の高まりなどを背景に、お笑いという切り口から政治参加を広げる取り組みに注目が集まる。

22.6.21news1

株式会社笑下村塾のプレスリリースより