質問を重ねて思考力を鍛え、「好き」を伸ばす教育者に

新型コロナウイルス感染症拡大による休校措置が長引き、学習機会の格差も拡がるなかで、これからの教育はどう変わるべきか。リクルートでキャリアを積んだ後、公立の中学・高校で校長を務めた藤原和博氏に、時代変化と逆境に負けない力の養い方を聞いた。

藤原和博 教育改革実践家、杉並区立和田中学校元校長

藤原和博

教育改革実践家、杉並区立和田中学校元校長

藤原和博氏は1978年に東京大学経済学部を卒業し、現在のリクルートに入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長を経て退職し、リクルート第1号のフェロー(客員社員)になったのが1996年。2002年からは杉並区教育委員会の参与を勤め、翌年から5年間、東京都初の中学校の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長に就いた。その後、2016年から2年間…

(※全文:2140文字 画像:あり)

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