東京都「小中学生 起業家教育プログラム」2024年度公募開始

株式会社角川アスキー総合研究所は、都内の小中学校を対象にした「小中学生 起業家教育プログラム」2024年度の公募を5月21日より開始したことを発表した。

東京都は、2030年度までに都内の開業率12%の達成に向け、起業家の裾野を拡大するための取組みを実施している。そうした中、「起業」そのものを、身近な存在としてもらうためには、早期教育段階から、起業について知る機会を持つことが重要といえる。

このため東京都では「小中学生 起業家教育プログラム」として、将来、小中学生が仕事を選ぶ際に、「起業」が選択肢の一つになるよう、都内の小中学校に対し、会社の設立、商品開発、販売などを体験する起業家教育の導入及び実施を支援している。

募集は起業家教育プログラム導入支援と起業家講演(出前授業)の二つ。前者は、起業家教育プログラムを授業などで導入、実施するにあたり、内容の検討から準備、実施までをサポートする。支援規模は 10 校程度を予定し、学年単位。授業実施等に要する費用は原則、東京都が負担する。

起業家講演(出前授業)は、学校教育の中で、起業という将来の選択肢について知る機会を作るため、授業の中で講演するための起業家や経営者などを派遣する。応募校の希望をヒアリングした上で、事務局から講演する起業家・経営者を提案する。募集校数は30校まで(先着順)。

角川アスキー総合研究所は運営事務局を務めており、東京都産業労働局と共に事業を推進している。応募の詳細などはURLから。

https://kigyouka-kyouiku.metro.tokyo.lg.jp/school/

 

画像は同社のプレスリリースから。