副業を中心とした「越境キャリア支援制度」を導入 大和ハウス工業

大和ハウス工業株式会社は3月31日、従業員の自律的なキャリア形成や成長、自己実現をサポートするため、副業を中心とした「越境キャリア支援制度」を導入することを発表した。

今回導入される「越境キャリア支援制度」は、社内の経営資源に限定したキャリア制度だけではなく、社外のリソースも活用し、本業を継続しながら新たなチャレンジができる機会を提供することで、これまでは難しかった人脈の形成や自律的なキャリア形成、スキル・経験の獲得を支援するもの。 

今年度は、会社が副業先を斡旋する「副業(公募型)」、従業員自らが副業先を見つけ、会社が許可をする「副業(申請型)」、現在の所属のまま他部門の業務やプロジェクトに携わる「社内副業」、大和ハウスグループ以外の他企業で自社以外の業務に携わる「出向」の4つの実務メニューを用意する。 

同社によると、「副業(公募型)」では、技術職が大学・高校・専門学校で非常勤講師として授業を行ったり、会社が提携する自治体やNPOで、地域の社会課題の解決に取り組むことを具体例として挙げている。

22.4.1news2

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